コアのIT点呼システム業務後自動点呼に対応

サービス・商品ITソリューションを提供するコアは12日、令和5年国土交通省告示第266号に基づき、IT点呼支援ソリューション「Cagou（カグー）IT点呼」をバージョンアップし、業務後自動点呼に対応すると発表した。これにより、自動車運送事業者の輸送の安全確保に貢献することを目指す。

業務後自動点呼とは、国交省が定める基準に適合する自動点呼機器を用いて、業務終了後の運転者に対する点呼を自動で行うものだ。これにより、運送業や運輸業での長時間労働問題の解決や安全性の向上に寄与する。

カグーIT点呼は、運行管理者の作業負荷を最大限に削減した新しいクラウド型の点呼システム。対面点呼、電話点呼、IT点呼、遠隔点呼に加えて、業務後自動点呼にも対応する。具体的な追加機能として、点呼予定の事前設定、音声認識による記録、指示事項の表示、異常時の通知などがある。

（出所：コア）

導入によるメリットとして、運転者の点呼待ちがなくなり、運行管理者の点呼対応が不要となるため労働時間が短縮される。また、点呼時の日常点検情報や運転者の健康状態が確実にクラウドに保存・管理されることで、事故の削減につながる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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