イー・ロジット、自動倉庫の新鋭レナトスに出資

サービス・商品イー・ロジットは15日、物流ロボティクスを手がける米スタートアップ、レナトス・ロボティクス（日本法人：東京都文京区）に100万米ドル（1億4000万円）の資金調達を実施したと発表した。同社が開発する自動倉庫システム「RENATUS」（レナトス）を自社のフルフィルメントセンターへ導入し、具体的な業務連携への検討を開始する。

▲実機によるデモの様子（出所：イーロジット）

レナトスは独自のアルゴリズムで作業者へタイミング良く順立ててコンテナを供給することで、1人の作業者が荷物を出荷用段ボールに入れるのみで梱包を可能にする自動倉庫システム。イー・ロジットの角井亮一代表は自動倉庫システムについて「物流業界に今後欠かすことができない需要な要素」としており、レナトスの自動倉庫技術を導入することで国内でのレナトスの展開を加速させる構えだ。

▲完成イメージ（出所：イー・ロジット、クリックで拡大）

レナトス・ロボティクスは昨年5月に設立した東大発のロボティクススタートアップで、同じく東大発のAIロボティクスベンチャーであるトラストスミス（文京区）創業者や、ロボット関連技術を扱うスマートロボティクス（千代田区）元CTO（最高技術責任者）などが創業。将来的にはアームロボットによるピッキング、自動運転技術を活用したトラック運搬、ドローン配送などを自動化した完全自動倉庫の実現を目指している。

世界初のワンストップ梱包で倉庫自動化、レナトス

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LOGISTICS TODAY編集部
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