コミュニティーサイト活用、茨城で中継輸送が実現

ロジスティクス工業団地や工業集積地向けにエリアごとのコミュニティー形成や情報共有を促す参加型サイト「みんなの場」を提供するCUUSOO SYSTEM（クウソウシステム、東京都品川区）は2日、みんなの場の会員で資材物資輸送を手がける石渡運輸（茨城県阿見町）が、みんなの場を活用した中継輸送を実現したと発表した。

クウソウシステムはことし、物流会社同士がバケツリレー物流（中継輸送）のための情報共有を行う場としてみんなの場の利用を促進する空想上のプロジェクト「バケツリレー物流プロジェクト」を開始。プロジェクトに賛同した石渡運輸が旗振り役となって茨城県の中継輸送を推進しており、中継地点となる積み替えスペースの貸し出しや、県南部の物流会社を中心にマッチング支援などを行っている。

▲バケツリレー物流プロジェクト概要（クリックして拡大、出所：CUUSOO SYSTEM）

クウソウシステムはみんなの場の会員である物流企業に、同サイト内での自社のマッチングプラットフォーム開設を促し、中継地点となる地域の物流会社の情報共有のデジタル化を推進する。「小規模の運送会社をつなぐことで中継輸送を円滑に行える仕組みを実現する」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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