近大で自動配送ロボット実証、Hakobot

調査・データ自動配送ロボットの開発を展開するHakobot（ハコボット、宮崎市）は15日、屋外走行が可能な新型自動配送ロボットを活用した共同研究を、近畿大学経営学部と開始したと発表した。

▲実証実験の様子（出所：Hakobot）

4輪駆動4輪操舵の自動配送ロボットの荷室に市販のクーラーボックスを設置し、9月24日に開催される近畿大学のオープンキャンパスに来場した人にミネラルウォーターを自動配布する実証実験を実施する。自動配送ロボットのドリンク配布により、運用側の労災リスクと来場者の熱中症リスク軽減に効果があるかを検証する。

ハコボットはことし7月に、近畿大学東大阪キャンパス内で遠隔操作による走行を実施し、機体に搭載されている各種センサーで取得した点群データを元に、東大阪キャンパスの3Dマップを作成。作成した3Dマップを活用して自動運転の実装を行い、24日のオープンキャンパスでは完全自動運転で実証実験を行う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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