SBS「EC物流お任せくん」、ecforceと連携開始

サービス・商品SBSホールディングス（HD）は3日、同社が提供するEC（電子商取引）プラットフォーム（PF）サービス「EC物流お任せくん」が、SUPER STUDIO（東京都港区）が提供する統合コマースプラットフォーム「ecforce」（イーシーフォース）とシステム連携を開始したと発表した。

急成長するEC事業の、競争激化、物流波動、在庫最適化、配送コスト増大、人手不足などの経営課題に対して、同社は3PL運用ノウハウや、さらにLogistics Technology（LT）を駆使した物流DX（デジタルトランスフォーメーション）を組み合わせ、業界別に最適化されたPF、EC物流お任せくんを22年12月に発表した。

イーシーフォースは、テクノロジーとデータを活用して“ビジネス全体”を最適化する統合コマースプラットフォーム。オンラインとオフラインのデータを統合管理し、ECビジネスの最適化だけでなく、ものづくりのビジネス全体を最適化することを目指している。

SBSグループは、イーシーフォースの継続的なビジネス成長を実現できる体制に着目。商品マスタ連携（商品データ取得）、出荷指示連携（受注データ取得）、出荷実績連携（受注データ更新）などを自動連携することにより、正確かつスムーズなEC構築の実現、受注から出荷対応まで日次運用の業務効率化を実現。運用リソースの削減、日々の運用負担の軽減、受注から発送までの工数の削減による出荷のリードタイム短縮など、売上向上と業務効率化をサポートする。

この連携は、2月に稼働を開始した「EC物流お任せくん」の大規模戦略拠点「EC野田瀬戸物流センター」でも利用可能な仕組みとなっており、イーシーフォースを利用するEC事業者の事業拡大に貢献する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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