大運決算、効率化と経費削減で増収増益

財務・人事大運が14日発表した2024年3月期の通期決算は、売上高が前期比9.4％減の80億9100万円、営業利益が同18.8％増の1億9400万円、最終利益が32.8％増の2億9100万円の増収減益だった。

新規顧客の獲得と既存顧客の取引拡大を目指し営業活動を展開したが、海上運賃の下落や円安の影響で輸入貨物の荷動きは弱い状況が続いた。しかし、事務処理の効率化と経費削減により、収益水準を押し下げた。

売上高の97％を占める主力の港湾運送事業は、売上高が9％減の78億8576万円と減収となり、海上運賃の下落や輸入貨物の荷動き低迷の影響で営業利益は4％減の5億3250万円だった。

25年3月期の通期業績は売上高が1.3％増の82億円、営業利益が0.2％増の1億9500万円、最終利益が43.4％減の1億6500万円と営業増益も、最終減益を予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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