M&Aニチダイ(京都府京田辺市)は23日、インドで設立済みの合弁会社「Nichidai Sansera」への出資を完了し、Sansera Engineeringとの合弁会社化を完了したと発表した。新会社を通じて精密部品の製造・販売を展開し、成長が期待されるインド市場で事業効率の向上や収益拡大、競争力の強化を図る。
合弁会社Nichidai Sanseraはインド・ベンガルール市に設立され、Sansera Engineeringが60%、ニチダイが40%を出資する。ニチダイは第三者割当増資で発行された8000株を取得し、出資を完了した。今後は追加増資も予定している。
ニチダイグループは、精密鍛造金型やターボチャージャー部品、精密鍛造品、金属焼結金網などを国内外へ供給している。一方、Sansera Engineeringは、自動車産業に加え、航空宇宙や農業など幅広い産業向けに精密加工部品やエンジニアリング製品、産業機械・設備を供給するインドの上場企業。
今回の合弁会社化は、中期経営戦略「CHANGE-ニチノベーション2026-」で掲げる「新事業の創出とグローバル企業への進化」の一環。両社の経営資源やノウハウを活用し、事業効率の向上や収益の拡大、インド市場での競争力や販売活動の強化を目指す。
同社は、合弁会社を持分法適用会社とする予定で、2027年3月期業績予想には立ち上げに伴う初期費用などによる持分法投資損失を営業外費用として織り込んでいる。中長期的には業績および企業価値の向上に資するものと見込んでいる。
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