環境・CSR河野(広島市安佐北区)は24日、広島県内の高校生を対象とした食品物流の職場見学会を7月23日に広島西営業所で開催したと発表した。物流業界の人手不足や広島県内における若年層の県外流出を見据え、地域の若い世代に地元で働く選択肢や物流の仕事のやりがいを伝え、県内就職を考えるきっかけづくりを目的とした取り組みである。
見学会には星槎国際高等学校広島学習センターの高校生4人、卒業生2人、教員1人が参加した。会社概要や物流業界、コンビニエンスストア向け流通プロセスの説明を受けた後、5度の冷蔵倉庫でピッキングエリアやフォークリフトを見学し、賞味期限シール貼り作業を体験したほか、マイナス30度の冷凍倉庫では凍ったバナナで釘を打つ実演や体験を通じて低温物流の現場を学んだ。
さらに、冷凍・冷蔵配送車両の構造や温度管理の仕組みについて説明を受け、運転席への乗車体験も実施した。車両位置情報管理システムや無線機、故障を知らせるチェックランプなども紹介され、食品を安全に届けるための仕組みへの理解を深めた。見学後には先輩社員への質問コーナーや、実際に配送しているコンビニエンスストア向け弁当とスイーツの試食も行われ、食品物流の仕事が日常を支える役割を担っていることへの理解を深めた。
同社は今後も高校生や大学生、地域の子どもたちを対象とした体験イベントを継続的に開催し、物流業界の魅力を発信するとともに、地域の若い世代との接点を広げ、将来の物流人材の育成と地域への定着につなげていく。

▲トラック前で記念撮影(出所:河野)
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