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IFS、産業用AI需要でARR25%増

2026年7月30日 (木)

調査・データIFSジャパン(東京都千代田区)は30日、IFSの2026年上半期の年間経常収益(ARR)が前年同期比25%増、クラウド収益が同24%増になったと発表した。経常収益は総収益の84%を占めた。
製造、設備保全、サプライチェーン、フィールドサービス、倉庫業務などで産業用AI(人工知能)の活用が広がり、生産性向上や業務効率化、意思決定の高度化を目的とした需要が成長を支えたとしている。

2026年上半期には、産業用AI関連の機能を拡充した。「IFS Nexus Black」の「Resolve」は、AIで故障を予測し、ダウンタイムの削減や問題解決の迅速化を支援する。

「IFS Zero」は排出量データの収集にかかる労力を最大30%削減する。「IFS Loops Agentic Platform」では、AIを活用したデジタルワーカーを作成・導入し、AIエージェントによる業務処理の60%を完全に自動化できるとしている。
物流分野では、3月にSofteonを買収し、倉庫管理とサプライチェーン実行領域の提案力を強化した。サプライチェーンの不確実性が高まるなか、企業の業務対応を支援する。
また、シーメンス、AVEVA、NECとの戦略的提携を通じ、エンジニアリングや運用、企業情報を連携する産業用AIエコシステムの構築を進めている。

2026年上半期には、コカ・コーラ、中華航空、新明和工業などが、重要な業務ワークフローを支えるためIFSを採用した。

同社は下半期も産業用AIへの需要と経常収益の伸びを背景に、プラットフォームへの投資を継続する。10月開催予定の「IFS Unleashed」で最新技術を披露する。

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