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川崎汽船1Q増収、ドライバルク黒字転換

2026年8月4日 (火)

財務・人事川崎汽船が4日発表した2027年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算は、売上高が前年同期比17.1%増の2868億4200万円、経常利益は同10.9%増の240億4600万円、最終利益は21.9%減の233億9400万円となった。ドライバルク事業の収益改善が経常増益に寄与した一方、特別利益の減少で最終減益となった。

ドライバルクセグメントは、売上高が27.8%増の903億6100万円、経常損益が前年同期の3億6300万円の赤字から90億800万円の黒字に転換した。鉄鉱石やボーキサイト、穀物の荷動きが堅調に推移し、中東情勢を背景とした石炭輸送需要も市況を押し上げた。円安や、前年に発生した事故・争議に伴う一時損失の反動も利益改善につながった。

エネルギー資源は、LNG船や大型原油船、LPG船などが中長期契約の下で稼働し、売上高が27.1%増の298億8300万円、経常利益が21.5%増の32億4800万円だった。

一方、製品物流は売上高が10.7%増の1660億500万円となったものの、経常利益は55.3%減の108億9200万円だった。自動車船では港湾混雑や中東情勢に伴う航海の長距離化、船腹稼働率の低下、燃料費の上昇が収益を圧迫した。コンテナ船も短期運賃は上昇したが、燃料高による運航コスト増で、持分法適用会社のオーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE、シンガポール)は増収減益となった。

通期予想は、7月24日に上方修正した数値を据え置いた。売上高1兆700億円、営業利益850億円、経常利益1350億円、最終利益1350億円を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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