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原油高で調達・物流コスト上昇、製造業9割が影響

2026年8月7日 (金)

調査・データZAZA(名古屋市中村区)は6日、製造業関係者を対象に実施した「石油・原油価格高騰が製造業・調達現場に与える影響に関する実態調査」の結果を発表した。石油・原油価格の高騰について91.1%が事業への影響を感じており、調達コストや物流費の上昇、納期の長期化などサプライチェーンへの影響が広がっている。

調査では「大きく影響している」が42.9%、「やや影響している」が48.2%だった。影響の内容では「調達コストの増加」が85.5%で最も多く、「物流費・輸送費の上昇」が58.4%、「納期の遅延・長期化」が50.1%と続いた。「販売価格への転嫁困難」も32.7%に上り、コスト上昇分を販売価格に転嫁できない企業も少なくない。

(クリックで拡大、出所:ZAZA)

コストへの影響が大きい調達品目は「樹脂・プラスチック製品」が58.2%で最多となった。「包装材・梱包材」が39.5%、「塗料・コーティング材」が32.3%、「燃料・潤滑油」が29.5%と続き、製造から梱包、輸送まで幅広い工程に原油高の影響が及んでいる。

対応策では84.1%が販売価格を引き上げた、または引き上げる予定と回答した。調達先の変更・分散も33.3%、仕様・素材の見直しは24.4%だった。代替品や代替素材については42.5%が検討中で、11.5%がすでに切り替えた一方、13.9%は「検討したが難しかった・諦めた」とした。

今後1年間の影響について38.6%が「さらに悪化する」と予想し、「改善する」は8.5%にとどまった。調査は7月24-31日に産業用製品比較販売サービス「メトリー」を利用する製造業関係者を対象にインターネットで実施し、697件の有効回答を得た。

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