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重機と作業員の接近検知、ユピテルが新システム

2026年8月7日 (金)

サービス・商品ユピテル(東京都港区)は6日、建設・物流現場で重機と作業員の接触事故防止を支援する接近警報システム「HM-100」の販売を同日より開始したと発表した。磁界を利用して重機への作業員の接近を検知し、重機のオペレーターと作業員の双方に警報を出すことで、接触事故のリスク低減を図る。

HM-100は、重機に取り付ける車載ユニットとアンテナ、作業員が携帯する子機で構成する。子機を持った作業員が設定した磁界エリア内に入ると、重機側と作業員側の双方に警報を通知する仕組みで、物流拠点などで重機や車両と作業員が混在する環境での安全対策にも活用できる。

検知方式には磁界式を採用。カメラ方式と異なり雨や霧、夜間など視界の影響を受けにくく、超音波方式に比べて反射条件にも左右されにくいという。検出エリアの範囲は重機や現場環境に応じて設定でき、死角が発生しやすい作業環境での安全確保を支援する。

(クリックで拡大、出所:ユピテル)

国土交通省の資料によると、重機事故の53%が前進、後退、旋回操作中に発生している。HM-100では、重機側だけでなく作業員側にも危険を知らせることで、双方から事故回避につなげる。

また重機の運転者自身が子機を携帯している場合に不要な警報を抑える「運転者モード」も搭載。システムが保護対象の作業員と車両の運転者を識別し、警報の過剰発生を抑制することで、警報への慣れによる事故リスクの低減を図る。

このほか、現場での会話などを妨げない警報ミュート機能、子機検知OFF機能、ドライブレコーダー連動機能、周囲に危険を知らせるサイレン機能を備える。建設現場に加え、人と重機が近接して作業する物流現場での安全管理にも対応する。

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