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Muso Action、3物流倉庫でピッキングロボット実証

2026年9月10日 (木)

ロジスティクスMuso Action(東京都品川区)は9日、経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する「GENIAC」のロボット基盤モデル研究開発事業に採択されたと発表した。「物流倉庫のピッキング・ソーター投入におけるスライダー式ロボットアーム向け、多品種対応のためのロボット基盤モデルとデータ収集デバイスの開発・実証」をテーマに、2026年10月から2027年9月まで実施する。

物流倉庫では、商品ごとに形状や重量、材質、梱包状態が異なることから、ピッキング作業の自動化が難しい。Muso Actionによると、外部資料では、ピース単位で商品を扱うピッキングロボットが安定して対応できる商品種類は全SKUの約5%にとどまるとされている。同資料は10万種類超のSKUを扱う現場の実績値としており、今回の事業では数万SKUに及ぶロングテール商品への対応を目指す。

実証は、アスクルのASKUL関東DC、日本通運の関西空港倉庫、若松梱包運輸倉庫の本社第二共配センターで行う。生活日用品、専門商材、菓子、缶詰、調味料などを対象に、ピッキングや仕分けを実施する。

3拠点で、人手による作業データやルールベース動作、学習動作などを年間100万エピソード規模で収集し、ロボット基盤モデルの学習・改善に活用する。ロボットを設置していない工程でも把持動作データを収集できるUMI形式のデータ収集グリッパーを開発し、現場作業者によるデータ収集を進める。

2026年10月から3拠点でデータ収集を開始し、2027年前半にモデル開発、同年後半に3拠点それぞれで本実証を行う。事業終了後は、本事業で得た基盤モデルを月額サブスクリプション型のロボットワーカー「Muso-Roid」に実装し、物流をはじめとする現場への展開を進める。

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