M&A萩原エレクトロニクス(名古屋市東区)と米ソナタスは10日、ソフトウエア定義車両(SDV)やAI(人工知能)定義車両向けソリューションの提供拡大に向けて協業すると発表した。乗用車に加え、商用車、建設機械、農業機械など幅広いモビリティー分野を対象に、ソナタスの車載ソフトウエアやAI関連技術を展開する。
萩原エレクトロニクスは、システムインテグレーションや技術支援のノウハウを活用し、日本のほか北米、欧州、中国、インドなどでソナタスの技術や事前統合したソリューションを提供する。自動車メーカーやサプライヤーによる次世代車両の開発・導入を支援する。
具体策として、両社はルネサスエレクトロニクスの「R-Car S4」SoCを搭載した萩原エレクトロニクスの評価基板「Hiyoko Board」に、車両データ収集基盤「Sonatus Fastlane Collector」を統合したデモ環境を構築した。故障検知や車両診断、車載AI分析などの用途を想定し、OEMが導入前に機能を検証できるようにする。
ソナタスの技術は世界で900万台超の車両に導入されている。両社は今回の協業を通じて、車両の開発段階から生産、アフターサービスまでを含むライフサイクル全体で、ソフトウエアやAIの活用領域を広げる。
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