荷主日揮ホールディングス(HD)は11日、グループ会社のSAFFAIRE SKY ENERGY(サファイアスカイエナジー、横浜市西区)が製造した国産SAF(持続可能な航空燃料)を、コスモエネルギーグループを通じて航空自衛隊ブルーインパルスへ供給すると発表した。
今回のSAFはSAFFAIRE SKY ENERGYの工場から海上輸送し、中部国際空港を経由してブルーインパルスへ届ける。原料の一部には、日揮HDが地域の自治体や企業などと進めてきた取り組みで回収した家庭などの廃食用油を使用する。

(出所:日揮ホールディングス)
日揮HDは2020年からコスモ石油、レボインターナショナルと国産SAFの供給網構築を進めてきた。22年にSAFFAIRE SKY ENERGYを設立し、年間約3万キロリットルのSAF供給を目指している。コスモ石油堺製油所内の製造設備は24年12月に完成し、25年4月から主要な航空会社などへの供給を始めた。
中部地域では、中部国際空港や自治体と連携して廃食用油の回収を進めている。25年5月には中部国際空港で国産SAFの初供給が実現し、廃食用油の回収からSAFの製造、航空機での利用までをつなぐ供給網を構築してきた。
ブルーインパルスの展示飛行は9月19日に名古屋市上空で実施する予定。
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