調査・データワイズコンサルティンググループ(威志企管顧問、台湾)は10日、台湾の機械業界に関する最新レポートを公表した。2026年1―5月の機械伝動設備の生産額は前年同期比10.52%増の306億6400万台湾元となり、2桁成長に転じた。AI(人工知能)サーバーや半導体の先進パッケージング、ヒューマノイドロボット向けに、リニアガイドやボールねじなどの需要が伸びた。
AI関連投資は周辺産業にも波及している。高信頼性コネクターや液冷システム、光通信用部品などを手がける中小メーカーでは、エヌビディア(米国)などのサプライチェーンへの参入が進む。AIデータセンター向けでは、源傑科技が400G、800G対応や次世代1.6Tの光モジュール開発を進め、北米での中国依存低減需要を取り込んでいる。
半導体工場の建設や設備投資も関連需要を押し上げており、26年1―4月の電子・半導体設備のメンテナンス・設置販売額は前年同期比13.62%増加した。人手不足を背景に、BIMやAI、IoTを活用した設備施工・保守の効率化も進んでいる。台湾製造業ではAI関連需要を起点に、部品供給から工場設備まで投資の裾野が広がっている。
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