キリングループロジ、全社90チームが改善活動発表

ロジスティクスキリングループロジスティクス（東京都中野区）は20日、複数のメンバーがチームとなって改善活動に取り組んだ成果を発表する、「中変（ちゅうへん）活動」の発表会を開催した、と発表した。

同社は複数のメンバーがチームとなって取り組む改善活動を「中変活動」と称しており、2015年は全社で90チームが参加し、年初から段階的に活動を進めてきた。発表会は、これまでの取り組みをまとめる節目として、本社と4支社それぞれで行った。

東京都中野区の本社では、ことしから営業部や物流部といった部門の枠を超えてチームを編成しており、16日に開催した発表会には、同社の加藤元社長ら本社勤務者の多くが通常業務の合間を縫って出席、発表内容に耳を傾けた。

4つの支社で行われた発表会では、社員だけでなくパートナー会社の社員が参加しているチームの発表もあり、安全品質や生産性向上などのテーマに部門横断で取り組んだ成果が報告された。

同社はチームや部門横断の取り組みで高く評価されたものを表彰する「キリングループロジスティクス大賞」の制度を設けており、中変活動の90チームの中で高く評価された取り組みは、来年3月に開催するキリングループロジスティクス大賞の表彰式で表彰することになる。