船舶のバイオ燃料取扱で国交省が指針｜短報

ロジスティクス国土交通省は30日、「船舶でのバイオ燃料取り扱いガイドライン」を発表した。これまで3回にわたり実施した策定検討会での議論を踏まえ、バイオ燃料の概要・特徴や現行の燃料の品質基準・規格に関する情報、舶用バイオ燃料使用に向けた準備・対応すべき事項を整理した。

具体的には、腐食・劣化に備えた燃料残留への対策や、機器の適切な設定、機関の出力特性の変化の確認、長期船内貯蔵による混合安定性の悪化によるスラッジ発生の可能性などを整理した。今後は、関係業界などへの周知を図り、2030年度CO2排出削減目標達成に向けて取り組んでいく。

■国土交通省ホームページ
https://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_tk7_000048.html

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