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財務・人事川崎汽船が8日発表した2023年3月期連結決算は、売上高が9426億円（前期比24.5%増）、営業利益は788億円（4.4倍）、経常利益は6908億円（5.1%増）、最終利益は6949億円（8.2%増）となった。
持分法適用関連会社のオーシャンネットワークエクスプレス（ONE）の業績が好調に推移したことを受け、持分法による投資利益として6277億円を計上。このうちONEからの投資利益計上額は累計期間で6206億円に達した。
ドライバルク事業は部門全体で増収減益。製品物流部門のうち物流事業は国内物流・港湾事業や倉庫事業が堅調に推移、国際物流事業や完成車物流事業も好調だった。近海・内航事業は全体的に好調で、新型コロナウイルス感染症に伴う行動制限解除により乗用車・旅客の輸送量が回復基調を継続した。
今期は売上高8700億円（前期比7.7%減）、営業利益850億円（7.8%増）、経常利益1300億円（81.2%減）、最終利益1200億円（82.7%減）と、増収と営業増益を見込む。
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