伊IVECO、公道でのトラック自動運転試験を開始

国際トラックメーカーの伊IVECO（イヴェコ）は6日、Plus（プラス、米国）の自動運転支援ソリューションである「PlusDrive」（プラスドライブ）を搭載した「IVECO S-Way」が、自律プラットフォームに基づいて、ドイツの公道での走行を開始したと発表した。公道テストにおける広範なデータを収集することで、将来のドライバー乗車型自動トラックの準備に貢献する。

▲公道テストを実施したトラック（出所：イヴェコ）

最先端のAI（人工知能）ベースの自動運転ソフトウェアとレーダー、カメラなどの高度なセンサーを備えた同トラックの行動テストは、数カ月にわたってドイツで継続され、その後オーストリア・フランス・イタリア・スイスに拡大され、多様な道路や走行状況からのデータ収集を行う。同テストでは、車線維持・車線変更・車線合流・交通渋滞アシストなどを自動的に処理できるかが実証される。

イヴェコによると、新世代のAIベースの予測安全技術は、トラック輸送の事故リスク軽減・燃費改善・ドライバー定着率の向上を可能にし、ドライバー不足の緩和に役立つとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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