日本コンセプト決算、減収減益

財務・人事日本コンセプトが13日に発表した2023年12月期連結決算は、売上高が前年同期比25.1％減の172億9200万円、営業利益が同32.4％減の33億400万円、最終利益が25.4％減の24億3100万円と減収減益だった。

国際輸送の売上は、海上運賃の低下で前年を下回ったが、タンクコンテナの特色を生かした貨物の保管業務や加温業務などのタンクコンテナ輸送に付帯する売上は順調に推移。また、ケミカルタンカーからタンクコンテナによる輸送モードへの切り換えへの推進を徹底。海上運賃の低下による売上原価の低減や円安による為替差益の計上も収益向上に寄与するなど、利益面では予想を上回った。

24年12月期の通期連結業績は、売上高が前年比3.2％増の93億1200万円、営業利益が同23.6％減の14億9800万円、最終利益が30.9％減の10億800万円と増収減益を予想する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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