ドローンによる橋梁点検を輪島市内で実施

調査・データ物流ソリューションなどを展開するブルーイノベーションは8日、石川県輪島市からの要請を受けて、球体ドローン「ELIOS 3」による輪島市内の橋梁点検と山間部での橋梁点検を実施したと発表した。

▲ELIOS 3（出所：ブルーイノベーション）

輪島市街地の橋梁５か所において、同ドローンを使用して橋梁細部の状況を撮影した。高精度な点群データを活用することで、災害復旧のための修繕計画において、3Dモデルによる修繕コストの早期算出や構造の安全性向上が可能になる。

また、同市門前町上和田橋では橋の安全性を確認するため、同ドローンを使用して、目視では確認できない橋梁の桁下の部分や橋脚部分にひび割れがないかを確認した。

ELIOS 3は、桁下や箱桁などのGPSの効かない環境でも安定して飛行でき、球体ガードと衝突耐性があるため狭隘部に入り込んでの撮影が可能。上下180度チルト可能なカメラで床版の天面などを撮影でき、LEDライトによって暗所での撮影や、LiDAR（ライダー）によるリアルタイム3Dマッピングと専用のソフトウェアにより不具合箇所の位置特定が可能だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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