商船三井、さんふらわあのバリアフリー機能が評価

認証・表彰商船三井は22日、同社グループ会社の商船三井さんふらわあが運航するLNG燃料フェリー「さんふらわあ くれない」、「さんふらわあ むらさき」の就航に合わせて新設した大分県・別府観光港の「さんふらわあターミナル（別府）」のユニバーサルデザイン化への取り組みが評価され、第17回「国土交通省バリアフリー化推進功労者大臣表彰」を受賞したと発表した。

両船では、2次元バーコードが乗船券と客室キーとなっており、乗船時に発券カウンターでの手続きが不要。バリアフリールームは同バーコードをかざすとドアが自動開閉し、電動車いすが回転可能なスペースを確保でき、万一のための非常呼出ボタンを設置。多目的ルームには、手すりつきトイレ・シャワー、シャワーチェア、オストメイト用設備も設置している。

▲バリアフリー駐車場（出所：商船三井）

さんふらわあターミナルでは、ターミナルへ隣接する場所へ5台の屋根付きバリアフリー駐車場を設置し、そのうち2台はスルー型駐車場に。発券カウンターには、車いす用のローカウンターと視覚障がい者のための点字ブロックで誘導したカウンターを設置。 バリアフリートイレ2か所と、男子・女子トイレ、男女共用トイレを設置している点がなどが評価され受賞に至った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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