アイシン、産廃業向け配送計画システムがGD賞

認証・表彰アイシンは16日、2024年度グッドデザイン賞を「ごみ収集DXサービス ReGoMe」と「性被害やっつけたるわファミかるたSNS編」の2つのテーマで受賞したと発表した。

「ごみ収集DXサービスReGoMe」は、自治体のごみ収集業務をデジタル化し、効率的に運営するクラウドシステム。カーナビ開発技術を応用した物流支援システム「BRIDGES@ny」を基に、交通状況に応じた最適な収集ルートを提供し、リアルタイムで結果をクラウド管理することで、収集作業の効率を向上させる。さらに、住民・自治体・収集業者間での作業負担軽減や生産性を向上。ごみ収集に関する運用をクラウド上で一元管理するため、行政や業者の作業効率が向上し、地域全体の利便性も増す仕組み。このシステムは、労働力不足や3K労働といった廃棄物管理における社会課題にも対応し、従来のワークフローにシームレスに統合される設計が評価された。

「性被害やっつけたるわファミかるたSNS編」は立命館大学デザイン科学研究所と当社の共同研究プロジェクトにより誕生したかるた。SNSに起因する子どもの性被害防止を目的とし、遊びを通して様々なリスクを親子で学ぶことができるもの。「子どもの性被害」 というセンシティブで複雑な課題に対し、子どもたちが能動的に参加し、理解しやすい形で伝える手段を設計した点が評価を受けた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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