センシードロボ、韓国ROBOTISの国内代理店に

M&ASenxeed Robotics（センシードロボティクス、東京都港区）は6日、韓国ROBOTIS（ソウル）と特定領域での独占代理権を含む国内代理店契約を締結したと発表した。

同社は、屋内配送ロボット「GAEMI」の日本市場での展開を本格化させる。同ロボットは病院やホテル、リゾート施設などでの物流効率化を目指しており、函館市の病院で既に実証試験が開始されている。

GAEMIは、エレベーターのボタン操作やICカードを用いたセキュリティエリアへのアクセス機能を備えた屋内配送ロボットで、最大30キロの荷物を運搬でき、建物の構造を改修することなく階層間の移動が可能だ。すでに函館五稜郭病院および函館中央病院での実証試験が進行中で、医薬品やカルテ、検体の搬送に活用されている。

さらに、屋外配送ロボットもラインアップに加わる。GPS機能と遠隔監視システムを搭載し、キャンプ場やマンションでの配送業務の自動化を実現する仕組みだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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