国土交通月例経済4月、自動車貨物輸送16.9％減

調査・データ国土交通省は18日、7月号の国土交通月例経済を発表した。

4月の自動車貨物輸送量は、貨物営業用自動車の輸送量が1億7905万トン（前年同月比16.9％減）で2か月ぶりの減少。そのうち普通車は1億4163万トン（同17.2％減）で2か月ぶりの減少だった。4月の宅配便貨物の取扱事業者（大手3社）による宅配便貨物の取扱個数が3億7695万個（1.9％増）で3か月連続の増加だった。

同月の鉄道の輸送量は、296万トン（前年同月比3.1％減）で2か月連続の減少となった。そのうち、車扱は113万トン（同13.4％減）で2か月連続の減少、コンテナは183万トン（4.6％増）で2か月連続の増加だった。

同月の内航海運の輸送量は、貨物船が1550万トン（前年同月比横ばい）、油送船が847万トン（同2.4％減）で6か月連続の減少となった。

同月の外航海運（外貿コンテナ）の輸送量は、輸出が82万TEU（前年同月比12.8％増）で3か月連続の増加、輸入が79万TEU（同3.4％増）で2か月連続の増加となった。

5月の航空貨物は、国内線が4万5000トン（前年同月比5.9％増）、国際線が13万9000トン（同2.3％増）となった。航空貨物の輸出は2兆8000億円（5.8％増）、輸入は2兆4000億円（2.7％減）だった。

4月の普通倉庫の月間入庫高は、249万トン（前年同月比2.9％増）で、月末保管残高は507万トン（同1.2％増）。普通倉庫回転率は48.7％となった。

5月の貨物登録台数は2万台（4％増）で4か月連続の増加だった。

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