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ECトール・ホールディングス（豪州）は14日、アジア進出25周年を迎え、同地域における戦略的投資をさらに加速させると発表した。中国のWise Expressとの合弁会社設立を含む複数の拠点拡張を通じ、越境EC物流や主要産業の成長支援を強化する方針だ。
同社は過去2年間でアジア13市場での拠点を15か所拡大し、事業所面積を17％増加させた。中でも中国と日本間の越境物流強化を目的とした合弁事業は、今後の成長に向け重要な柱とされる。
地域別では、マレーシアとインドネシアの施設を拡充し、タイや中国南部でも新拠点を開設。シンガポールでは1700万シンガポールドルを投じて倉庫と自動車ハブを拡張し、電気自動車（EV）や医療分野の需要に対応する。また、インドでもムンバイやバンガロールで合計5万平方メートルの床面積を追加予定としている。
同社は今後も持続可能性、地域社会、サプライチェーンの革新を軸に、アジア地域での成長と責任ある物流体制の構築に注力する方針を示した。
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