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ロジスティクスPhoxter（フォクスター、大阪府豊中市）は、10日から12日まで東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催されている「国際総合物流展2025 第4回 INNOVATION EXPO」にて、生成AI（人工知能）機能を搭載した国内初のAMR（自律走行搬送ロボット）システムをデモ公開している。
新たなAMRは、同社の導入実績に基づく運用ノウハウを、先端AI技術に取り込むことで、トラブルシューティングなどに対して生成AIが対応策を提示することができる。これまで現場でのトラブル発生時には、問い合わせを通じて作業指示を受けることが必要だったが、生成AIによるチャットボット型のインターフェースを通じて現場処理が可能になることで、AMRの停止時間の短縮と生産性の向上に貢献する。また、ハードウエアに関してもこれまでの知見を生かした内製へと切り替え、日本の現場に最適なAMRシステムを目指したとしている。
同社は、搬送領域での運用が拡大するAMR運用だけに、その復旧に時間がかかることが現場にとっての大きな課題と指摘。現場対応力の高いAMRシステムを追求することで、現場課題の解決を後押しする姿勢だ。
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