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調査・データeMotion Fleet（イーモーション・フリート、東京都品川区）は14日、サハウィリア・スチール・インダストリー（SSI、タイ）と、タイでのテレマティクス導入の実用性を検証する覚書（MoU）を締結したと発表した。SSIが保有する車両に高度なデバイスを装着し、運用面での効果を評価する。
MoU期間は10月6日-11月末で、eMotion Fleetはテレマティクスデバイス「GEOTAB」とクラウド型フリート管理システムを提供する。SSIは計15台の車両を提供し、内訳はディーゼルトラック11台、EV（電気自動車）改造トラック1台、建設車両3台となる。
（出所：eMotion Fleet）
収集するデータは、位置情報、走行距離、速度、エンジンオン/オフ時間、アイドリング時間、安全に関する事象、燃料使用量など。同社はこれらのデータを基に、安全性や燃費効率に関する運用分析を実施し、改善策を提案する。
タイでは物流網の効率化と脱炭素化が課題となるなか、テレマティクス活用は車両管理の高度化に寄与する。
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