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サービス・商品OSK（東京都墨田区）は3日、クラウド型DX（デジタルトランスフォーメーション）統合パッケージ「SMILE V Air」シリーズの新サービスとして、運送業向け販売管理システム「SMILE V Air トラックスター」の提供を開始したと発表した。
同システムは、運転日報を基に売上や傭車料、経費、車両、ドライバーの実績などを効率的に管理し、クラウド経由で拠点間の情報共有が可能となる。さらに、取引先との契約・受注情報の管理、ドライバーの労働状況を踏まえた配車業務にも対応するなど、バックオフィスと現場業務の連携を強化する機能を備える。
（クリックで拡大、出所：OSK）
主な特長として、デジタコ連携による運行実績の自動収集、請求・支払・入金処理の効率化、法改正を踏まえた運賃管理機能、最適な配車計画を支援するスケジューラー連携機能などがある。また、契約書の電子保存やスマートフォンによる配車情報共有も可能で、業務全体のスピード向上を図る。
同製品は、基本機能を備えたベーシックモデル、受注・配車管理まで対応するスタンダードモデル、帳票設計機能を含むプレミアムモデルの3種類をラインアップし、事業規模や運用ニーズに応じた選択が可能。
物流業界では、トラック運送業の働き方改革関連法への対応や人手不足、業務負担の増加といった課題が深刻化している。OSKの新サービスは、法令順守と業務効率化を両立し、運送事業者の持続的な経営体制構築に寄与するものとみられる。
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