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BETA、軍事物流向け無人ハイブリッドVTOL発表

2026年7月21日 (火)

荷主米航空機メーカーのベータ・テクノロジーズは20日、軍事物流向けの自律飛行型ハイブリッドeVTOL(電動垂直離着陸機)「MV250」を英ファンボロー国際航空ショーで発表した。空港の有無を問わず、装備品、弾薬、医療物資、緊急貨物などを輸送する用途を想定する。

MV250は、航続距離を延ばすハイブリッド電動方式を採用し、機体の展開時に最大1300海里を飛行できる。2000ポンドの貨物を搭載した場合の戦術行動半径は250海里としている。垂直離着陸能力と無人運航機能を組み合わせ、分散した拠点間での輸送や、通常の空港を使いにくい環境での運用に対応する。

発電用ターボジェネレーターはGEエアロスペース(米国)と共同開発。飛行中の航続距離延長に加え、着陸後は周辺機器へ電力を供給できる。自律飛行システムはモジュール型のオープン構成とし、米シコルスキーの「MATRIX」とベータ独自システムの双方で飛行試験を進めている。

機体は民間向け電動航空機「ALIA VTOL」と推進系、制御装置、ソフトウエア、電池、製造設備を共通化した。新規の軍用機を一から開発する方式と比べ、開発や量産、整備にかかる費用を抑える狙いがある。

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