M&Aタムラ製作所は21日、イタリアで大型トランスやリアクターを製造するEMGパワー・エレクトリックの株式80%を取得し、連結子会社化すると発表した。取得額はアドバイザリー費用を含め95億円で、10月1日の株式取得を予定する。取得資金は手元資金と借入金で賄う。
EMGは中電圧向け乾式トランスの設計・製造を手がけ、真空加圧含浸方式やモールドトランス、大容量リアクターの技術を持つ。鉄道、船舶、再生可能エネルギー、蓄電池、産業用電源、電力インフラなどへの納入実績があり、2024年12月期の売上高は2717万ユーロ、営業利益は623万ユーロだった。
タムラ製作所はEMGを、中電圧乾式トランスの技術開発と製造技術移転を担う中核拠点とする。日本、欧州、米国、メキシコ、中国、マレーシアの生産・販売網と組み合わせ、各地域での製品供給や顧客対応を強化する。
北米では生成AIの普及に伴うデータセンター向け電力設備の需要拡大を見込み、メキシコ・ティファナ工場に700万ドルを投じて中電圧対応の大型トランス・リアクター生産ラインを新設する。26年下期に生産を始め、27年度の生産能力を23年度比4倍に引き上げる計画。EMGの技術を既存のグローバル生産網へ展開し、北米を中心とする供給体制の拡充につなげる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。
































