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KDDI、衛星通信で圏外ドローンの飛行制御

2026年7月22日 (水)

▲ドローンの飛行制御実証の様子(出所:KDDI)

荷主KDDIとKDDIスマートドローン(東京都千代田区)は22日、携帯電話の通信圏外となる上空で、衛星通信サービス「au Starlink Direct」を活用したドローンの飛行制御実証に国内で初めて成功したと発表した。5月18日に茨城県高萩市で実施したもので、災害対応や山間部での飛行、インフラ点検など通信環境が不十分な地域でのドローン活用拡大を目指す。

これまでドローンの遠隔運航は主にモバイル通信を利用していたが、上空では通信状況が地上と異なるため、携帯電話の電波が届かない場所では飛行制御が難しいという課題があった。今回の実証では、飛行中のドローンをau Starlink Directと直接接続し、機体制御信号やテレメトリー情報の送受信を実施した。その結果、モバイル通信圏外でも飛行制御が可能であることを確認した。

この技術の活用により、災害時に通信環境が不安定となった地域での状況確認や、山間部での遭難者捜索、クマなどによる獣害対策、橋梁などのインフラ点検、地域の見守りなど幅広い用途への展開を目指す。

今後は、総務省の「令和8年度地域社会DX推進パッケージ事業の実証事業(先進的通信システム活用タイプ)」のシンボルプロジェクトを通じて、モバイル通信とau Starlink Directのハンドオーバーによる最適な通信方式や、通信圏外での目視外によるドローンの遠隔運航を検証する。地域ごとの特性やユースケースに応じた運用体制の確立を目指す。

KDDIとKDDIスマートドローンは、衛星直接通信をはじめとする通信技術を活用し、平時・有事を問わず全国どこでも10分以内にドローンが遠隔操縦で駆け付け可能となる社会基盤の実現を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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