サービス・商品Spectee(スペクティ、東京都千代田区)は24日、アサヒグループホールディングスがAI防災・危機管理サービス「Spectee Pro」を導入したと発表した。国内外の拠点周辺で発生する自然災害やインフラ障害などの情報をリアルタイムに収集し、危機対応や事業継続に関する意思決定の迅速化につなげる。
アサヒグループホールディングスは、アジア太平洋や欧州を含むグループ拠点のリスク管理を進めるなか、現地の状況を正確かつ迅速に把握することを課題としていた。危機管理担当者がすべてのグループ会社に常駐しているわけではなく、既存の情報源だけでは災害発生時の被害状況や現場の実態を十分に把握しにくかったという。
導入後は、3つの地域統括会社とグループ会社の危機管理担当者が、登録した拠点周辺のエリアアラートを受信する。海外で大規模災害が発生した際には、通知を起点に現地担当者や地域統括会社へ状況を確認し、必要に応じて役員へ報告する。SNS投稿や現場の画像、動画を他の情報源と照合することで、被害状況を過不足なく把握しやすくなったとしている。
Spectee Proは、SNS、気象データ、道路・河川カメラなどの情報をAI(人工知能)で収集・分析し、発生場所や状況を地図上に表示する。AIと専門チームが24時間365日体制で情報を確認し、発生から1分以内に音声、メール、アプリで通知する。

▲Spectee Pro(出所:Spectee)
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