行政・団体南幌町(北海道)は27日、10月に分譲を開始する準工業団地「南幌流通団地」の整備状況を公表した。また、職住近接エリアに設ける住宅等用地について、6月1日から予約分譲を受け付けている。高規格道路の整備を背景に、交通利便性の向上を生かしたまちづくりを進める。
南幌町は札幌市中心部から約25キロ、新千歳空港や石狩湾新港から40キロ、苫小牧港から50キロに位置する。千歳市から小樽市を結ぶ道央圏連絡道路では2025年3月に南幌ランプが開通しており、効率的な物流ネットワークの構築による交通利便性の向上が期待されている。
こうした環境を踏まえ、町は28.9ヘクタールの「南幌流通団地」を整備している。分譲面積は23.6ヘクタールで、北海道住宅供給公社が14.9ヘクタール、南幌町が約8.7ヘクタールを所有する。用途地域は準工業地域で、団地内道路は幅員12メートルとし、上下水道や電力、光回線などのインフラを整備する。
職住近接エリアの住宅等用地では、6月1日から民間賃貸住宅用地8区画と店舗併用住宅用地10区画の予約分譲を開始している。民間賃貸住宅用地ではアパートなど、店舗併用住宅用地ではカフェやパン店などの建設を見込む。
町は、優良な民間賃貸住宅の建築を促進し、住環境および雇用環境の向上を図ることを目的に助成制度も設けている。民間賃貸住宅は1棟4戸以上の共同住宅で、住戸面積や設備、各戸1台以上の専用駐車スペースなどの条件を満たすことが要件となる。
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