調査・データセールスフォース・ジャパン(東京都千代田区)は28日、物流機器の製造・販売・施工を手がけるジャロック(中野区)がAI(人工知能)エージェントプラットフォーム「Agentforce」を導入し、受注率15ポイント向上や報告書作成時間80%削減などの成果を上げたと発表した。営業活動にAIを活用することで、業務効率化と営業力強化を実現したという。
ジャロックは長年、営業担当者ごとに顧客情報や営業ノウハウが属人化し、退職時に知見が失われることや、営業成績のばらつきが課題となっていた。2018年に顧客管理システムを導入して情報共有を進めた後、蓄積した顧客データを活用するため、2025年10月にAgentforceを導入した。
ことし1月からは営業担当者の通話や商談内容をAIが自動で要約し、商談記録や日報を作成する機能の運用を開始した。商談内容を分析して改善点や成功事例を提案する機能のほか、社内ナレッジを検索するAIエージェントや、顧客からの問い合わせに対応するAIエージェントも活用している。
その結果、受注率は15ポイント向上し、報告書作成時間は80%削減、商談化率は5%向上した。営業担当者が顧客対応や提案活動に集中できる環境を整えることで、組織全体の営業力向上につながったとしている。
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