荷主日野コンピューターシステム(東京都日野市)は4日、物流ビッグデータ分析サービス「Logita(ロジータ)」を7月から開始したと発表した。従来の日野自動車のコネクティッドデータ活用サービスを発展させ、新たに三菱ふそうトラック・バスのコネクティッド車両データの取り扱いを開始したことで、約50万台の実走行データを活用する国内最大規模の分析基盤へと拡大した。交通、物流、防災分野の社会課題解決に向けたデータ活用を推進する。
Logitaは、日野自動車と三菱ふそうの商用車に標準装備された通信機から取得する位置情報や走行距離、車速、エンジン回転数、ワイパーやウインカーの作動状況、急加速・急減速などの運転情報を分析・可視化するサービス。後付け機器を必要とせず、標準装備の通信機から1秒ごとの高粒度なデータを取得できる点が特徴だ。
サービスは、集計データを提供する「Logitaデータ」、分析結果をまとめた「Logitaレポート」、リアルタイムデータ連携に対応する「Logita API」、利用者が自由に解析できる「Logitaダッシュボード」の4種類を用意した。このうちダッシュボードでは、交通流・交通量分析、駐停車時間の可視化、発着地分析、CO2排出量の可視化、急加減速データを活用した事故リスク地点分析の5つの機能を備える。
自治体や官公庁、建設コンサルタントなどは、道路交通や物流、防災分野の施策立案に活用できるとしている。また、車両の運行実態や交通流を把握することで、効率的な次世代物流の実現やCO2排出量削減に向けた施策の検討を支援する。
データ提供にあたっては、個人情報や運送事業者の情報保護を重視し、案件ごとにデータ提供の可否を判断した上で、匿名加工処理を施したデータや分析レポートとして提供する。
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