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キャセイ、貨物需要追い風で上期増益

2026年8月6日 (木)

財務・人事キャセイグループは5日、2026年上半期決算を発表した。グループ全体の帰属利益は62億香港ドル(約1200億円)となり、2025年上半期の37億香港ドルから増加した。キャセイパシフィック航空とキャセイカーゴの継続的な需要、香港エクスプレスの業績向上、関連会社からの貢献増などが業績に寄与した。

上半期の帰属利益には、中国国際航空(Air China Limited)に対する持分比率の希薄化に伴う14億香港ドルの非現金みなし部分売却益による10億香港ドルの非経常利益が含まれる。

普通株主に対しては、1株当たり26香港セント、総額16億香港ドルの第1回中間配当を発表した。2025年の第1回中間配当と比べ、1株当たり30%増となる。

一方、第2四半期は中東情勢とそれに伴うジェット燃料価格の大幅な上昇により厳しい状況となり、ジェット燃料費は第1四半期から第2四半期にかけてほぼ倍増した。グループ全体では、2025年上半期と比べて旅客数と貨物量が増加し、運航便数も増加した。

キャセイパシフィック航空は長期的な成長や顧客体験の向上、香港の接続性強化に向け、機材、客室、ラウンジ、デジタルイノベーションに1500億香港ドルを投資している。今後10年間は、市場環境が良好であれば、新たに150機の航空機を導入し、150の目的地を結ぶネットワークの構築を目指す。

貨物事業では、キャセイカーゴが成長計画を支えるため、貨物機の増強を継続。エアバスA350F貨物機の発注数を8機に増やしたほか、エア香港向けにA330P2F貨物機を改造したリース契約を締結した。同機は主にキャセイカーゴの貨物輸送サービスに利用する予定。

また、キャセイパシフィック航空は、ボーイング777-300ER型機への新客室仕様の導入を進めるほか、年末までにエアバスA330型機へ新たなビジネスクラス「アリアスタジオ」と新エコノミーキャビンを導入する予定。2027年には、東京・成田にキャセイパシフィックラウンジを開設する予定としている。

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