フェデックス、スチューデント・シティに出展

イベントフェデラルエクスプレス（フェデックス）は20日、小学5年生を対象とした体験型経済学習施設「スチューデント・シティ」にブースを出展したと発表した。

スチューデント・シティは、「若者の社会的自立力の育成」を掲げる経済教育団体ジュニア・アチーブメント日本と品川区教育委員会による5年生を対象にした体験型経済学習施設で、今年度は、品川区から38校が参加したほか、東北支援の一環として福島県いわき市からも10校を招待し、総勢2646人の児童がプログラムに参加した。

出展企業が現実に近い店舗を出展し、児童が運営・販売・営業・経理など会社側と収支記録・納税など消費者側のそれぞれの立場を体験しながら、経済や金融に関する基礎知識や実際の社会で生きるための自立力を身につけることを目的としている。

フェデックスは、2011年から実在の「ワールド・サービス・センター」をイメージした国際貨物輸送ブースを出展しており、ことしで3年目を迎えた。ブースでは、米国の「スチューデント・シティ」（BizTown）へと実際に届ける「はがき」を用意し、届けるための輸送手段やそのための費用などを算出し、物流や国際貿易学ぶことができるようにした。