5月の鉄道コンテナ輸送は6.9％増、JR貨物｜短報

調査・データ日本貨物鉄道（JR貨物）が16日発表した5月の輸送実績によると、コンテナは前年比0.4％増の134万2000トン、車扱が24.8％増の59万5000トン、合わせて6.9％増の193万8000トンとなった。

品目別では、コンテナ輸送において、半導体不足の解消が進み自動車生産が回復傾向にあることから、自動車部品が増加したほか、積合せ貨物は前年に比べ長期連休の日数が短かったことや、「2024年問題」を見据えた一部顧客の鉄道利用拡大により、前年を上回った。

一方で、化学薬品と化学工業品は、需要の低迷により生産減が続き、低調に推移したほか、紙・パルプは、 紙需要の減少に伴う生産減少により、前年を下回った。

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