ヤマハ発動機、配送専用PASを発売、ヤマト採用

話題ヤマハ発動機は24日、三輪の電動アシスト自転車「PAS」と脱着可能リヤカーを組み合わせた専用設計の配送業務専用モデル「PASギアカーゴ」を11月1日から法人向けに発売する、と発表した。既にヤマト運輸が採用を決めている。国内で年間500台の販売を目指す。

独自の車体開発の技術を生かして企画から設計・開発までを新規に行い、重荷重配送にも対応できる仕様とした。電動アシスト自転車で初となる三輪車と、脱着式専用リヤカーの連結方式を採用した配送業務専用モデルで、脱着式専用リヤカーは簡単な操作で車体から取り外すことができ、そのまま台車としても使用可能。

リヤキャリヤ20キログラム、脱着式専用リヤカー100キログラム、フロントバスケット3キログラムと、合わせて123キログラムの荷物を積載できる。

リヤカー連結方式により、三輪自転車と同様の安定走行、容易な取りまわしを実現。車体がスイングすることでコーナーでもスムーズに走行できるようにした。三輪車の両後輪には大型フィン付ローラーブレーキを装備し、安定した制動力を発揮する。