ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

米物流施設空室率6.9%、大型拠点の需要拡大

2026年7月27日 (月)

調査・データ不動産サービス大手のクッシュマン・アンド・ウェイクフィールド(米国)は23日、2026年第2四半期の米国産業用不動産市場で、物流施設などの空室率が6.9%に低下したと発表した。新規供給が抑制される一方、テナント需要が拡大し、需給環境が引き締まりつつある。

同四半期のネットアブソープション(入居面積から退去面積を差し引いた純需要)は6210万平方フィートとなり、直近3四半期で2度目となる6000万平方フィート超を記録した。上期累計は1億1360万平方フィートで、23年以来の高水準となった。

第2四半期に完成した新規施設は6200万平方フィートで、上期累計は1億1900万平方フィートと前年同期を20%近く下回った。供給量の減少を背景に、全国の空室率は7%を割り込んだ。

需要は、天井高や電力容量、作業効率に優れ、自動化設備を導入しやすい比較的新しい施設に集中した。20年以降に完成した倉庫の上期純需要は1億3700万平方フィートに達し、このうち50万平方フィート超の大型施設が半分近くを占めた。

第2四半期の新規賃貸契約面積は1億9340万平方フィートと、22年半ば以来の高水準となった。上期累計は前年同期比16%増で、過去4年間で最大。市場別ではダラス・フォートワースが4030万平方フィートで首位となり、インランド・エンパイアが2850万平方フィート、シカゴが2180万平方フィートで続いた。

建設中の施設は3億500万平方フィートと前年同期比18%増加したが、コロナ禍後の開発ピーク時を大幅に下回る。同社は、電子商取引や国内回帰、近隣国への生産移管、サプライチェーン再編を背景に、下期も新築・大型物流施設を中心に空室率が低下するとみている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。