財務・人事ANAホールディングスが29日発表した2027年3月期第1四半期決算によると、ANAブランドの国際線貨物収入は前年同期比37.9%増の583億円となった。半導体関連の需要が堅調だったほか、前年同期に米国の関税政策の影響を受けた北米向け需要が回復し、貨物輸送重量は同1.2%増の17万9563トン、貨物トンキロは0.1%増の9億1346万9000トンキロだった。重量利用率は0.6ポイント低下の57.0%となった。
国内線貨物は、収入が2.7%増の54億円、輸送重量が2.8%増の6万4573トン、貨物トンキロが同2.8%増の6361万5000トンキロだった。重量利用率は0.4ポイント上昇の19.2%となった。
25年7月に連結子会社化した日本貨物航空(NCA)は、貨物収入504億円、輸送重量11万1819トン、貨物トンキロ6億9435万2000トンキロを計上した。前年同期は連結対象外のため、増減率は示していない。
ANAグループは、アジア―欧米間の需要を取り込むため成田―シカゴ線を増便するなど、ANAとNCAの貨物便ネットワークを調整した。ANA Cargo、NCA、NCA Japanの3社は27年4月1日の統合を予定しており、貨物スペースの共同管理や海外販売体制、貨物上屋業務の集約を進めている。
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