荷主古河電気工業(東京都千代田区)は4日、光ファイバと光ファイバケーブルの生産能力を増強するため、約1000億円を投じて設備投資を実施すると発表した。生成AI(人工知能)の普及やクラウドサービスの高度化を背景に拡大するデータセンタ需要に対応する。
投資は米国、ブラジル、日本、インドの4カ国で実施する。光ファイバとローラブルリボンケーブルの製造装置に加え、土地や建屋を整備し、2028年度下期から順次量産を開始する予定。
同社によると、光伝送の大容量化に対応するローラブルリボンケーブルは、足元の受注環境が良好で、中長期的な成長も見込まれている。今回の投資に当たっては、長期分を含む顧客からの購入コミットメントを確認しているという。
設備投資により、ローラブルリボンケーブルの製造能力は、ファイバ数量換算で2025年度末比おおむね2倍となる見込み。
米国ではLightera LLC、ブラジルではLightera LatAm S.A.、日本ではライテラジャパン、インドではBirla Furukawa Fibre Optics Private Limitedで投資を実施する。インドでの投資は、合弁相手のUniversal Cables Limitedとの協議成立をもって確定する。
2027年3月期の連結業績への影響は軽微としている。2028年度下期以降は、各拠点での量産開始に伴い、連結売上高の増加に寄与する見込み。
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