財務・人事ルフトハンザ・カーゴ(ドイツ)が4日発表した2026年上期(1-6月)の業績は、売上高が前年同期比16%増の19億2000万ユーロ、調整後EBIT(利払い・税引き前利益)が同47%増の1億9900万ユーロとなった。調整後EBITマージンは前年同期の8.2%から10.4%に改善した。
供給量は貨物トンキロベースで5%増の72億1000万トンキロとなった。ITAエアウェイズ(イタリア)便の貨物スペース販売などによるベリースペースの拡大が寄与した。輸送実績も5%増の46億トンキロに伸び、平均搭載率は0.2ポイント上昇の63.8%となった。アジア市場を中心とした堅調な需要が業績を支えた。
同社はフランクフルトの主要貨物拠点「ルフトハンザ・カーゴ・センター」の大規模刷新を進めており、6月末には第1段階の設備を稼働させた。総投資額は6億ユーロで、自動搬送設備や全自動高層倉庫、温度管理貨物向けの専用保管設備などを順次導入する。2030年までに拠点全体の処理能力や効率を高める計画だ。
第2四半期には、旧子会社のヘイワールドとCBカスタムズ・ブローカーの事業を新会社「GlobeCross」(グローブクロス)に統合。EC(電子商取引)物流と通関機能を組み合わせ、輸送から通関、最終配送まで一体で提供する体制を整える。空港間輸送にとどまらず、越境ECや小口貨物分野での事業拡大を図る。
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